昨今の情勢でリモートワークも増え、それに応じてイヤホンやヘッドセットなどの需要も高まっているのではないでしょうか。
そんな私ももれなくリモートワーク&ヘッドセット生活に。
ヘッドセットって、長時間つけてると耳が痛くなるし、付けてる間は外部の音がほとんど聞こえなくて家族との会話も満足にできないんですよね。
会話するときくらい外せよ!って言われてしまえばそれまでなんですが、仕事しながらなんとなくラジオや音楽を聴いている時など家族に話しかけられても全然気付かないことが多々あり、なんとなく寂しい思いをするわけです。
何か良い商品はないかな、と探していた私の目に飛び込んできたのが、「骨伝導」というキーワード。
Amazonで安価な中華製骨伝導イヤホンを購入してみたので、良いも悪いも使い勝手をご紹介したいと思います!
骨伝導って?
そもそも骨伝導ってなんぞや?という方のために、簡単に説明すると。
普通、音は空気中を伝わる振動が人間の耳にある鼓膜に届き、それを音として脳が捉えることで「聞こえた!」ってなるものです。
つまり、音=振動 なわけですね。
骨伝導というのは、文字通りこの音(=振動)が骨を伝わって聴覚神経に届き、それを音として脳が捉えるという仕組みなわけです。
この場合、骨とは頭蓋骨なわけですが、直接鼓膜を刺激しないため「イヤホン難聴」にもならない、画期的な仕組みなんです。
Amazonで購入した骨伝導イヤホン
さて、早速今回私が購入した骨伝導イヤホンをご紹介してまいりましょう。
それにしても、相変わらずAmazonさんは中華製イヤホン多いね!笑
「骨伝導イヤホン」というキーワードで調べてみると、なんとなく2千円台の超安価イヤホン、5千円台の安価イヤホン、一万円弱のちょい高イヤホンという、3つの値段帯がありそうです。
中華製ということもあり、安物過ぎてもすごく不安なので2千円台の価格帯はスルー。
一万円出すのもちょっと気が引けるので、ここは5千円台一択ですね。
この価格帯で、レビュー内容も本当っぽいものを探しに探したのがコレ。
Vidonn社製の骨伝導イヤホン、F1(購入時4,468円)を購入してみました。
さっそく使ってみた
開梱!
ではさっそく開梱!
パッケージがライムグリーンなので、「あれ?グレー買った気がしたけど・・・」と思ったら心配ご無用。
中身はしっかりグレーでした。
でも、ライムグリーンもかっこよさそうだな。
ふむふむ。
作りはチャチくない。
むしろ高級感まである。
附属品は、
・イヤホン本体
・充電ケーブル
・耳栓
・取扱説明書(日本語表記あり)
の4つ。
「骨伝導」というだけあって、イヤーピースとかは無し。
そのかわり、よりきちんと音楽を楽しむ際に装着せよ、とのことで耳栓が付属されていました。
実際に装着してみた
なにはともあれ、まずはスマホとペアリング。
私はiPhoneXを使用していますが、このあたりは慣れたものです。
音量の「+」キーを5秒以上押すとペアリングモードに移行するとのことで、ペアリングは難なく完了。
さっそく装着し、音楽を流してみます。
・・・おお、聞こえる聞こえる!
本音で言うと、普通のイヤホンに比べて音質はそれほど良くないです。
低音があまり出ていない感じ。
それに、少し音も小さいかな?
試しにYoutubeで音量小さ目な動画を流してみたところ、音量マックスにしてようやくふつうに聞き取れる程度。
ただ、カタログスペックにもある通り耳の穴をふさがないため周りの音が問題なく聞こえます。
でもコレ・・・
ちょっと気になるのは、試しに骨伝導の振動する部分を耳の穴にあててみると、なぜかめっちゃ普通に音が聞こえてくる!
これ、骨伝導っていうかふつうのイヤホンスピーカー?
使ってみて感じたメリット
さて、実際に使ってみて、感じたメリット!
上でも書きましたが、何と言ってもカタログスペック通り、耳の穴を塞がずに音楽が楽しめること!
これに関しては疑いようもなく実現できました。
そして装着したまま、音楽を楽しみつつ、家族と会話することにも成功。
また、私は最近ランニングしているので試しにこれを装着してランニングしてみましたが、全くズレることもなく走りながら音楽を楽しむことができましたよ!
当然、周囲の音もしっかり聞こえるので車の接近など危険回避も格段に容易になりました。
使ってみて感じたデメリット
デメリットというべきかわかりませんが、前述した通り「これ本当に骨伝導?わりとしっかり音出てるぞ笑」という仕組みなので、周囲が静かだと音漏れが気になります。
まぁ、周囲が静かでめっちゃ音大きくしてる、そんなことをしないかぎり問題はありませんが。
まとめ
これが本当の骨伝導イヤホンなのかどうかは、骨伝導初体験の私にはわかりませんでした。
が、本来の目的である「音楽を聴きながら会話できる」というポイントはしっかり達成できましたので、とても有益な商品と言えるでしょう。
関係ないけど、中華製とわかっててもAmazonで見るイヤホンにワクワクしてしまうのは私だけでしょうか 笑