俗にいう『サザエさん症候群』や『五月病』などに代表される、休み明けに憂鬱で仕事や学校に行きたくない状態は、誰しもが一度や二度経験はあると思います。
これらはその名前からしてフランク&カジュアルな印象を持ってしまいますが、実は立派な鬱症状の1つと言えます。
本日は、そんな「仕事に行きたくない」モードから脱して楽しく出社するための方法をご紹介してまいります。
「仕事に行きたくない」を治す5つの方法
方法1 生活リズムを仕事モードにする
「仕事に行きたくない」と感じてしまう第一の原因は、長期休み明け前後の大きな変化に心身が耐えられないということにあります。
人は、そもそも本能的に変化を嫌うもの。
長期休み明け前後では、まず生活リズムが大きく異なりますよね。
例えば睡眠時間。
長期休み中、昼夜逆転生活とまでは言わずとも、1~2時間程度の夜更かし&朝寝坊が当たり前の生活になっていませんか?
たかが1時間、されど1時間。
1時間早く起きなければならないことがどれだけ大変か、火を見るより明らかでしょう。
さらに、生活リズムは睡眠時間だけではありません。
食生活や活動時間などに関しても、仕事に向かう時とは大きく異なる生活になっていませんか?
「仕事に行きたくない」を治す上で理想を言えば、長期休み中であってもこれらの生活リズムは変えずに行動することがベストです。
仮にそれが難しい場合でも、休み明け1~3日前くらいから生活リズムをもとに戻して心身を慣らす調整期間を設けるようにしましょう。
方法2 気構えを仕事モードにする
次に重要なのが、心の生活リズムです。
長期休み中と仕事中では、心の中を占める内容や割合が大きく異なります。
一言で言えば、日常生活における気構えが異なると言えるでしょう。
長期休み明け前後に全く準備をせずに仕事に向かおうとすると、
うわっ、いつもと違う!
なんか怖い!
なんか不安!
となってしまい、結果として「仕事に行きたくない」となってしまうのです。
長期休み中ずっと気構えを仕事モードにしておく必要はありませんが、これも生活リズム同様1~3日程前から徐々に仕事の内容などを思い出し始め、仕事が始まった瞬間から仕事モードにシフトできるよう心構えを準備しておきましょう。
方法3 仕事に行きたくない原因を探ってみる
上記2つを試してもなお、なんだか「仕事に行きたくない」と思ってしまう時。
この時やるべきことは、具体的に「仕事に行きたくない」原因を探ることが重要です。
長期休み前に、大きな仕事を残してきてしまいましたか?
嫌な上司との付き合いにほとほと疲れ果ててしまっているとか??
内容は千差万別あると思います。
しかも、おそらくそのほとんどは簡単に解決できることではないでしょう。
しかし大事なのは、「仕事に行きたくない」という原因をしっかり探り、とにかく漠然とした不安感から解放されることにあります。
原因が明らかになるだけでも、格段の差があるはずですよ!
こちらの記事も参考にしてみてください。
方法4 仕事に使うアイテムを買う
さて、そんなこんなで自分と向き合い「仕事に行きたくない」という気持ちがだいぶ薄れてきたあなた。
しかし、もう一押し欲しいところです。
出来ることなら、「仕事に行きたい!」という気持ちで出社したいですよね。
これに対して非常に有効なのが、何か新しいアイテムを買って仕事に持って行くということです。
人間誰しも自己顕示欲はあるもので、新しいものを買えばそれを誰かに見せたいと思うのが普通の感情です。
スーツや靴、バッグを新調するのはとても効果的と言えるでしょう。
そんなに高価なものでなくとも、デスク周りのちょっとしたガジェットであるとか、スマホケースなどでも良いかもしれません。
必ずしも同僚に「それどうしたの?」と言われるとはかぎりませんが、そこはあまり関係ありません。
重要なのは、出社するためのドキドキ感、ワクワク感を演出していかに「仕事に行きたい!」と思えるようになるかということなのです。
方法5 病院に行く
もし万が一、上記4つを試しても、それでも「仕事に行きたくない」と思えて仕方ない場合。
そしてそれが1週間程度で収まらず、長期間続いてしまう場合。
そんな時は、迷うことはありません。
是非積極的に、心療内科で診察を受けてください。
あなたはちょっとした心の風邪をひいてしまっているのだと思います。
風邪をひいてしまったときは、病院に行って治療してもらい、家でゆっくり休みますよね
?
それと同じように、心が風邪をひいてしまった際にも治療と休暇必要不可欠なのです。
恥ずかしいことは一切ありません。
早めの治療で早期回復を目指しましょう!
まとめ
如何でしたでしょうか。
本日は、「仕事に行きたくない」を治す5つの方法をご紹介しました。
実際筆者自身もちょくちょく土日明けなど「仕事に行きたくないなぁ」と感じてしまうことは事実で、そんな時はボールペンを新調したり、時にはちょっと贅沢してネクタイを新調したりしてウキウキ感を取り戻しています。
個人的には、心療内科が偏見なくもっと身近な存在になってくれればいいのになぁと思うばかりです。
では今日はこのへんで!