メルカリやラクマといった、フリマアプリは利用されていますか?
今回諸事情から、大掃除がてら自宅にあるパソコン関連の機材をまとめて売却することにしました。
これにあたり、リサイクルショップに売却するよりも高値で売れると噂のネットフリマに挑戦!
今回メルカリとラクマでそれぞれ売却してみたので、その使用感など、今回実際利用した視点でレビューしてみたいと思います。
はじめに
メルカリとは
メルカリとは、2013年に設立した株式会社メルカリが運営するインターネット上のフリーマーケットサイトです。
おそらく、インターネットを普通に使いこなす年齢層でこのサービスを知らない人はいないでしょう。
”ネットでフリマ”を確立した立役者とも言える会社サービスです。
ラクマとは
楽天が運用するフリーマーケットサービスです。
rakuma.rakuten.co.jp
2018年2月に「フリル」という会社と楽天のラクマが統合し、「フリル」の機能そのままに名称が「ラクマ」となったようです。
実質的には、ラクマがフリルを吸収合併したということでしょう。
手数料無料、楽天ポイントとの連携を最大の売りにしているフリーマーケットサービスです。
評価ポイント
今回筆者が2つのサイトを比較するうえで評価したポイントが以下の5点です。
- 出品のしやすさ
- 取引のしやすさ
- 商品送付のしやすさ
- 手数料など必要経費
- 売上金の引き出し
前提条件
前提として、2つのサービスで下記について条件を同じにしました。
- 配送料は出品者負担(筆者負担)
- 配送目安は4~7日
- 配送方法はコンビニ手続き
では、それぞれどうだったか見ていきましょう!
メルカリの評価
まずはメルカリについて評価していきましょう。
メルカリの「出品のしやすさ」
メルカリはアプリで簡単に出品できます。
「出品」画面で商品の外観などに関して数枚写真を撮影し、タイトルや商品説明、配送方法を設定して出品します。
最初は少し難しく感じる部分もあるかもしれませんが、慣れれば1分もかからず出品できてしまいます。
この簡単さが、”ネットでフリマ”を流行らせる1つのポイントだったことは間違いないと思います。
メルカリの「取引のしやすさ」
メルカリ独自?発祥?かわかりませんが、一言コメントを残してからでないと購入するには失礼にあたるなど、独自ルールがいくつかあるようです。
それを見越して「即購入OK」なんて商品説明欄に書いてある場合も。
値下げ交渉が当たり前に発生しますので、あらかじめ値段設定と値下げ幅はある程度想定しておいたほうが良いと思います。
メルカリの「商品送付のしやすさ」
取引が成立すると商品送付の段階になるのですが、今回筆者が行ったのはコンビニのファミリーマート(以下ファミマ)にあるFamiポートを利用したもの。
手順はざっくり以下となります。
- ファミマに出向いてFamiポートの前へ
- Famiポートで「配送サービス」と記載のあるボタンを押して配送画面へ
- スマホでメルカリアプリを立ち上げて発送画面に進むと、「二次元バーコード生成」とあるのでそれを押す
- 二次元バーコードをFamiポートで読ませると、レシートがベロベロ出てくる
- レシートと商品をもってレジに行くと、あとは全部手続きしてくれる
正直、すっっっっっごく簡単!!
なにより、相手の名前もこちらの名前も明かさないかたちで商品を発送できるんです。
匿名性が非常に高い!
この匿名性の高さは、今回メルカリを利用して一番感じたメリットだと思っています。
メルカリの「手数料など必要経費」
メルカリでは、売上金の10%が手数料として持っていかれます。
いやいやいや・・・・
高くね?
今回筆者、最大で一品5万円程度のものを出品したんですが、手数料で5千円持ってかれたことになります。
4千円で売れたパソコンパーツがチャラですよ・・・
さらに後述しますが、売上金を出金して現金化する際に「お急ぎ振込」を利用すると手数料として200円取られます。
ちょーーっとぼったくり過ぎじゃないですか、メルカリさん!
メルカリの「売上金の引き出し」
メルカリでは、売上金引き出しの際に2つの方法が選択できます。
お急ぎ振込
お急ぎ振込を利用しない
の2つです。
前述した通り、お急ぎ振込を利用すると200円の手数料がかかります。
これを利用しない場合、手数料はゼロですが振込日が申請から5日後になるためちょっとストレス。
なんでやねん!と笑
ラクマの評価
続いてラクマの評価!
ラクマの「出品のしやすさ」
ラクマはもうほぼメルカリと同等ですね。
やり方も記入欄もほぼメルカリと同じですので、これは同点!
ラクマの「取引のしやすさ」
これもメルカリとほぼ同等!
メルカリと同じような独自ルールがあるのかは今回分かりませんでしたが、筆者自身は特にどちらも同じように感じたのでこれも同点でございます。
ラクマの「商品送付のしやすさ」
これも、やり方は全く同じ!!
どうして、こうも一緒なのか笑
まぁ、流行した方法を見習うのは常套手段ですからね・・・
ただし!!
一点だけ違うところがあります。
それは、ラクマでは商品送付の際に相手とこちらの個人情報が双方開示されるという点です。
具体的には、取引が成立した時点で相手の住所&氏名が見えるようになります。
これはどうなんだろう??
ヤフオク等では個人情報の開示が当たり前ですが、メルカリでの匿名性の高さを味わった後だと正直不安感がハンパないです。
もし取引相手とちょっと問題が起きて、相手が自宅まで乗り込んできたら?と思うと。。。
私個人はともかく、妻子に影響が出るかもしれないことを考えると正直キツイ。
女性なんかも、これは嫌な方が多いのではないでしょうか。
この点、ラクマは結構マイナスポイントです。
※2019年1月、ラクマが匿名配送に対応しました!!
本記事はあくまで筆者が利用した時点でのものであるため以下の評価は変わりませんが、ラクマ頑張ってますね!
ラクマの「手数料など必要経費」
これについては、冒頭申し上げた通りラクマは手数料無料をうたっているためかかりません!
従って、実質販売額から配送料のみマイナスした額がそのまま売上金として手に入る算段です。
売上金の引き出しも、1万円以上であれば無料です。
ラクマの「売上金の引き出し」
ラクマでは、振込申請から1日以内で振り込まれます。
手数料も無料!
実際筆者が試しに引き出してみたところ、朝申請して夕方には振り込まれてました。
このスピード感、かなり良いです!
総合評価
メルカリとラクマの評価ポイントについて、表にしてみました!
点数は筆者の独断と偏見で、1~5ポイント採点です。
メルカリ | ラクマ | |
出品のしやすさ | 5 | 5 |
取引のしやすさ | 4 | 4 |
商品送付のしやすさ | 5 | 3 |
手数料など必要経費 | 2 | 4 |
売上金の引き出し | 2 | 5 |
合計 | 18 | 21 |
ポイント的には若干ラクマが優勢でした!
出品のしやすさ、取引のしやすさは前述した通りほとんど違いがないため同点。
メルカリはその匿名性の高さが今回最大のポイントでしたが、手数料の高さや売上金の引き出しについてマイナスが重なり、総合的にはラクマに負けてしまっています。
やはり大きなポイントは、匿名性、手数料の2つでしょう。
安全策をとるのであれば、匿名性の高いメルカリを選択するべきです。
匿名性を担保するための手数料、と言っても過言ではありませんね。
しかし、高額なものを売却する際にはその手数料が際立ちます。
仮に10万円相当のモノを販売したら、手数料に1万円も取られることを考えると。。。
ちょっと厳しいものがありますよね。
このあたりを考えに入れて、どちらのサービスを利用するのか考えてみると良いかもしれません。
まとめ
以上です。
今回は、筆者が実際に利用した視点でメルカリとラクマのレビューをしてみました。
評価基準も様々ため、一概には言えません。
例えば集客力で言えば、やはりメルカリのほうが市場としては大きい印象があります。
一方ラクマは楽天と連携しているため、楽天ポイントが利用できるなどのメリットもあります。
状況に応じて使い分けるのが、賢い選択と言えそうですね!
では今日はこのへんで!